楽しい学びの因数分解
私たちは、3つの要素の掛け合わせで、楽しい学びのある時間と空間を生み出します。
- 参加者間の交流(インタラクティブ性)
- 遊びの要素(ゲーム性)
- 成長の実感(有効性)
1. 参加者間の交流(インタラクティブ性)
講師が一方的に話すだけの時間が生み出す楽しさには限界があります。
いつも決まった情報の伝達のみの時間には、講師の話す内容以上には楽しさが生まれないからです。
一方で、講師と参加者がともに学び合い、参加者同士の発言が相互の理解を深めていく時間には、多くの新しい発見があり、気づきが生まれ、楽しさはその場にいる人の数分だけ増えていきます。そんな時間になるように、その場の空間を上手に演出したいと思います。
2. 遊びの要素(ゲーム性)
小さい頃、ルーレットを回し、コマを動かすようなボードゲームに熱中した人は少なくないでしょう。
そのゲームが持つ遊びの要素にすっかり虜になり、時間を忘れて楽しんだ記憶がある人も多いはず。
学ぶテーマは真面目なものであっても、遊びの要素を組み込むことで、楽しさが全面に出てきます。
楽しんでいるうちに、いつの間にか能力が身についている、そんなオリジナルゲームの開発を目指していきます。
3. 成長の実感(有効性)
どんなに楽しい時間であっても、成長を実感できなければ、単なる暇つぶしに過ぎません。
楽しい時間の中で、重要なエッセンスを掴んでもらい、自分の中で起きた良い変化を実感できる時間にしたい。
帰り道に、自然と笑顔が溢れるような、達成感のある時間であることが重要です。
仲間の成長にも気付ける余裕があると、尚更良いのだと思います。